禁酒12日目 飲酒する
前回の日記で平日禁酒を誓った僕ですが、舌の根も乾かぬうちに酒を飲むことにする。
そんなわけで今回の禁酒記録は11日でした。
間違いなく、二十歳超えてからの新記録であります。
今日、ひと段落して、また明日から・・・どうしよう?
適切な酒の飲み方がわからんな。
完全禁酒か連続飲酒かどちらかレパートリーしかないからなあ。
とりあえず水金土日は飲んで良い日にしようか?
週の半分以上だ。
ちょっと多すぎかなあ。
またしばらく迷路に入ることにする。
野球を見ながら考える。
禁酒10日目 目標達成!
おかげさまで当初目標を達成しました。
おめでとう俺。よく10日も耐えたものだ。
「10日間」というハードルを設定したのは自分だが、クリアできるとは思っていなかった。
なんせ成人してからこの方、ほぼ毎日、酩酊するまで飲んでいたのである。
休肝日すら年に3~4日くらいだ。
自他共に認める酒好きの僕でも、常に飲みたくて飲んでたわけではない。
飲みたくない日だってあった。
飲みたくなくても飲んでいただけだ。
たとえば体調不良で欠勤したときも、飲んでいた。
風邪で熱がある日でも、「飲まなきゃ」という脅迫観念に支配され、気が付けばコンビニでビールやチューハイを買っていた。
高熱で会社を休んでいるのである。さすがに控えるべきだ。
理屈では心底わかっていても、行動がそれを裏切る。
アルコール依存症そのものである。
さすがに「これではマズい」と思い禁酒に踏み切ったわけだ。
ひどく辛い決断だったし、実際、とても苦しかった。
禁酒の苦しみは、健全な人間には理解できないと思う。
「酒なんて飲まなきゃ良い」のである。
僕もそう思う。
10年以上前からそう思っていた。
だが、辞められず、部屋中が空き缶だらけになるまでビールやチューハイを毎日毎日飲みまくっていたのだ。
異常である。
もうちょっとだけ禁酒は続けようと思う。
まだ離脱症状がある。「頭痛」と「眠気」である。
頭痛は我慢できるとして、眠気のほうを何とかしたい。禁酒当初は寝不足だったのに、今は逆に、眠たすぎるのが問題だ。昼間くらいはシャキッとしていたい。
日数目標は設定しないが、少なくとも「平日禁酒」は達成したい。
どうせ飲むなら金・土・日だ。
月火水木筋肉マン。
金土日は遊びたい。
やっほー。
禁酒9日目 昼寝し過ぎた
午前
散歩していると桜通が通行止めに。
マラソンをやっていた。
すでにプロ連中はゴールした後なのか、市民ランナーがぞろぞろ・・・スゲー人数だ。道路を埋め尽くしてやがる。
1時間30分ばかり隣の道を歩いてみる。沿道の応援が凄い。お祭りだなあこりゃ。
疲れたので中華料理屋で昼飯食って地下鉄で帰宅する。
帰宅後、ゲームでもしようと思ったが妙に眠い。昼寝する。悪夢を見た気がする。
夕方起きてWBCをみる。
現在7回ウラで、日本6-5オランダ。白熱している。
試合が面白すぎて風呂に入る隙間も無い。
困ったものだ。
それにしても眠くない。
ここ一週間でもっとも覚醒しているくらい、お目目パッチリだ。
昼寝し過ぎたかもしれない。
これも禁酒の副作用か・・・などといってみる。
禁酒8日目 酒の無い休日
気持ちの良い晴れ。
久々にバイクに乗って刈谷までGO!
風はまだ冷たいが少し優しく和らいでいる。ほど良いツーリング日和だ。
せんせいさんと合流し、ナイーブでメシ。チキンカツカレーを食べる。凄いボリュームだ。旨いがちょっと食べきれない。朝メシを抜いて来るべきだった。
その後、旅行の予定をたててみたりしてダラダラ過ごして、帰宅。
飲酒欲求はない。ちょっと意外である。手持ち無沙汰な時間でも、酒をほしいとは思わない。
以前はこういうとき「暇つぶしに酒」だったのに。
休日なので仕事のストレスが無いからだと思う。
あと、このブログを書いていると、結構時間がつぶれるのも良い。
それにしても、カツカレーがまだ腹に残っている気がする。
晩飯を食べたいが、胃袋が許可してくれない。
心の欲求と身体の状態が倒錯している。
こういうとき、ちょっと落ち着かない。
お茶でも飲んで誤魔化してみる。
・・・
・・・・・・
お茶の見ながらブログ書いていたら腹が空いてきた。
飯食おう。
禁酒7日目 懇親会を耐え抜く
今日は会社の月次会議があった。
会議に続いて懇親会があり、酒とつまみが振舞われた。
事務所の会議スペースを利用して、ちょっとした立食パーティーだ。
僕はノンアルコールビールを飲みつつ、義理を立たせたのち、とっとと退散した。仕事の疲れも有るし、ダラダラ残っていてもしかたない。
今日は飲んじゃうかもと不安だったが、特にそんなでも無かった。
会社という場の緊張感も助けになったのか、ついうっかり酒に手を出すことも無く、酒が飲みたいと泣き喚くこともなかった。
昨日の発作が嘘のように穏やかな気持ちだ。
安定期に入っているのかもしれない。
禁酒6日目 ノンアルコールビールに助けられる
仕事を終え、会社から駅まで歩いていると、急に飲酒欲求に襲われる。
発作と表現して過言ではない、突然の激情に脳が鷲掴みされる。酒飲みたさに涙すら浮かんだ。
自分の感情変化に自分で驚く。
飲酒欲求は禁酒日に比例して落ちていくと物の本で読んだし、昨日なんか余裕まで感じていた。このまま楽勝で目標の10日禁酒はクリアできると思っていたが・・・。
そんな心の隙を突く発作。手懐けたはずの猛獣に牙を剥かれたようなショックを受ける。
慌ててコンビニへ駆け込み、ノンアルコールビールを一気飲みする。
・・・ふう、少し落ち着いた。
決して美味しいものではないが、ちょっと飲んだ気分になる。少量ではあるが満足感もある。
この緊急避難が功を奏し、悪魔は退散してくれた。
いままで、ノンアルコールビールのことを「不味い炭酸麦茶」だとバカにしていたが、今日は自分の救世主になった。
結果、辛くも禁酒成功である。
酒造メーカーの皆さんありがとう。
さらに研究して美味しいノンアルコールビールを発売してください。
買いますから。