土日のことー登山温泉ツーリングー
友達と一緒に猿投山に登山ツーリングを決行した。
クロスカブ+グロムという構成。
名古屋から迷って迷って2時間半かけて、よーやく猿投山についたー!
で早速登山開始。
この時点で午後1時半。名古屋でるのが遅すぎたかな・・・
でも、金曜日はつかれきっていて、早起きできなかったからなあ・・・
さくさく上っていくと、
友人から「まった」の声。
僕はときどき山登りするけど、友人は初めてなんで「休憩しながら行こうぜ」。
そりゃそうかとも思う。痔だって言うし。切痔なんだってさ。つらいね。
さらに日ごろの運動不足もあわさり、
「あたまがずきずきする」「めまいがする」「アナルが痛い」
など、友人に襲い掛かる苦難の数々。
「きついなら帰ろうかー?」
「いや、休み休みいけば大丈夫」
「ギブアップするときは早めにいえよー」
なんてやり取りをしながら登山続行。
休憩大目。水分も多めで慎重に。
しかし突然バターン!
大の大人が倒れる瞬間ってのは迫力があるね。あたしびっくりしちゃった。
「あしが・・・つった」
まるで山道をふさぐようにねっころがったまま、立ち上がることもできない友人。
どうしたらいいのか、わからず、ただ倒れる友人の回復を待つ俺。
そこにベテラン登山者っぽいオッサンが登場。
「足がつったときには足を立ててやるんだ」
「足をたてるって?」
「こうするんだ」
と友人のつったスニーカーをつかみ、無理やりつま先を天に向けさせ、
ぐいっぐいっと押す。アキレス腱を伸ばして、ふくらはぎの筋肉を無理やり刺激するような強引なマッサージ?
うわ、いたそう。そりゃあサッカーの試合とかで、足のつった選手をトレーナーがぐいぐいすることは見たことあるけど・・・効果あるの?
「うしゃひゃひゃひゃひゃはあああああしゃしゃ! 痛いっす!」
なぜか笑い出す友人。痛そうでも楽しげでもある。
本人曰く「痛すぎて笑っちゃった」とのこと。そんなこともあるもんなんですね。
友人を痛めつけて満足したのか、おっさんは「無理せず下山しろよ」といって立ち去り、残された俺は結局友人の回復を待つことにする。あやしげなマッサージより時間薬を信用することにして、なにも触れず、ひたすらまつ。
結局、それが功を奏したのか、何とか立ち上がれるようになり、無事下山し、帰りに温泉に寄って、帰宅することができました。
僕が気軽に山にさそって、彼は気軽についてきてくれたけど、
こういうパターンがあるので、ちょっと誘いづらくなっちゃったなあ。
ただ、彼は「半年くらいたったらリベンジしたい」との意欲なので、そのころになったらまた誘って見ようと思う。
「痔が治ったらね」
「病院いけよ」