大掃除した
昨日に続いてまた38冊本を売った。
ブックオフで700円。この正月で350冊くらい処分した計算になる。
おかげで床に積んであった本が棚にキッチリ納まるようになった。これでようやく大掃除ができるぜ。
・・・
意気揚々と掃除機をかけてみたものの、一向にキレイになった気がしない。床のホコリは取れたものの、部屋全体のゴチャゴチャ感がまったく解決されていない。
原因は、棚上げされた雑貨類だ。
UFOキャッチャーでとったぬいぐるみとか、書きかけノート、数年前の手帳、もらった名刺・・・そんなゴミとも雑貨ともいえないモノが、棚の上に堆積して地層みたいになっていた。
よく観察すると棚の上だけでなく、電子レンジとか冷蔵庫とか、とにかく平面状の物体の上には全て何らかのモノが置いてあって、いまにもバランスを崩して床に落ちそうだった。
なんとなく「とりあえずココ」と置いたものが、数年かけて貯まったものである。いずれ整理するつもりであったが、まさに「棚上げ」されたまま、数年も積もり積もっていたのだ。貯まりすぎてアンタッチャブルになり、見ないフリして放置していた。
さてどうするか。
悩んだ挙句、そんな様々なレガシーを、全部ゴミ箱にぶち込んだ。
名刺とか会員カード類は躊躇したが、どーせ合わない人や、どーせ二度と行かない
店のものである。思い切って捨ててやった。
ちょっとした断捨離ってやつだ。
これでようやく、スッキリした。
思えばいままで、モノを増やすばかりで、減らす努力を一切していなかった。
生活を成り立たせるモノの量には閾値があって、少なすぎても多すぎてもいけないと思う。
少なすぎたら不便だし、多すぎたらスタックオーバーフローしてしまう。
いままで、僕は自分のキャパシティを超えた物量の中で生活していたのだ。閾値を越えてアウト・オブ・コントロール状態だったのだ。
今回は上手く捨てることができて気分がいい。
大掃除して本当に良かったと思う。