屈強な男性のブログ

チャンピオン・ジャンプの感想を中心に、日々の雑記とか諸々

マンガ喫茶で「転生したらスライムだった件」を読む

マンガ喫茶にいく。

色々よむ。

 

転生したらスライムだった件

1巻から10巻まで読んだ。

去年アニメ化もした「小説家になろう」の重鎮。

原作は本家サイトで序盤まで読んだが、あまり面白いと思えなかった。

コミカライズの評判が良いので、この機会に手を伸ばしてみた。

 

・・・なるほど! 評判通りの出来栄えだ。

とにかく絵が上手い。美女、美少女は当然のことで、青年、中年男性。ジジイ、モンスターすべて上手。バトルシーンも上手。

なにより主人公がスライムから変身する女の子がカワイイ。

 

ストーリーは「街づくりモノ」。 

小さなゴブリンの町を、転生時に手に入れたスキルで、様々な種族が行き交う大都市に成長させる。

外交したり戦争したり通商したり・・・トントン拍子に街が成長していく。

 

・・・まあ、若干の御都合主義もある。お約束展開もある。・・・アラは目立つが・・・絵がうまいので許そう。

 この作画力は多少の瑕疵をカバーして余りある。

作画力・・・演出力と言い換えてもいいかも。

 

大きいところで言えばゴブリンが、ホブゴブリンに「進化」するときの「キャラクターデザインの落差」の塩梅の絶妙さだ。

意外なほどカッコよく「進化」するんだけど「ゴブリンっぽさ」は残す。良いウデしてはりますわ。

 

主人公の髪形(人間に変身したシーンのほうが多い)や、服装にもバリエーションがある。「町で生活している」感じがあっていい。ずっと同じ服じゃおかしいもんね。  

さらに、衣食住にかかわる小道具とかも丁寧に描かれている。椅子とか、食器とか、建物とか・・・そういうの全てに、手抜きがないから、街の成長を眺めていたくなる。

 

単行本のつくりも豪華だ。

幕間に四コマがあり、原作者によるオマケ小説もついていた。

あとカバー裏にもなにかあるらしい・・・マンガ喫茶なので、表紙はセロテープで固定されていた・・・読めない・・・・。

 

うーん「所持欲」をそそられる単行本だ。

買いそろえようかなあ。

 

 

スピンオフマンガも置いてあった。

ペラペラめくってみたが、やはり作画力に差があるみたいだ。

そっと棚に戻す。

また今度読むね。