4月のドラゴンズ感想
いまの順位はこんな感じ(読売オンラインから引用)
http://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/standings/
貯金3で首位と1.5ゲーム差の2位である。
開幕前の不安はなんだったんだ・・・と思うくらい上出来。
ペナントレース的には順調そのものといってよい。
投手はまずまずだと思う。
防御率は5位だが、1位の巨人、どべのヤクルトが突き抜けているだけなので、セリーグの平均的といえる。
先発は、若松・ネイラーが軸。大野の怪我が誤算。いまはネイラーが一番安定して活躍できていますね。
吉見の復活もでかいが球数制限と中10日の登板間隔が問題。だけど、その穴埋めに小熊が出てきてうれしい。吉見の谷間に若手投手が台頭するカタチになっていて面白い。
中継ぎもまずまずか。福谷をクローザーにして、岡田・田島・又吉あたりを使いまわす、去年と同じような形。
今年になって変わったのは、福谷がマウンド上でニヤニヤするようなったところ。メンタルの持ち方が変わったか、マウンド慣れして余裕がでてきたのか。なんにせよ頼もしく、良いことだと思います。
新戦力は小川さんで、左のサイドスローであり、往年の小林正みたいになれればよいかなー。(いま調べたんだけど、小林正って引退後は球団広報になって、中日ドラゴンズの公式Twitterを担当してるんだねぇ)
ちょっとダメなのは山井くらいかな。相変わらず不安定なベテランだ。
中継ぎ陣から、ひとり(岡田とか)を先発に回して、山井を後ろに回せば安定するかも。
あとは大野が復帰して、ルーキー小笠原が上がってこればもっといい。
打撃陣もまずまず。リーグで4位。やっぱり一位と最下位が突き抜けているので、リーグの平均と表現してよいくらい。
「今年の中日はいけるかも」という場合、まずこの打撃陣の話題になる。
ここを心配していて、まっっっっっっっっっっったく打てない可能性があったし、実際、去年は結構な体たらくだった。
いままでベテランに頼りきりだった若手野手が、みんな一気に覚醒したって感じ。
とにかくポジティブ要素が多くて、書き切れないくらいですわ。
ビシエドが額面以上の活躍をしているし、周平の才能が開花しつつあるし、キャッチャーも打てるようになった。打撃型捕手は最高やで。杉山・桂のレギュラー争いは熱くて面白い。
僕が注目する一番のトピックは、堂上直倫が打てるようになったこと。
今日の時点で打率.292で安打数19。
去年の成績が(改めて見ると・・・去年はひどいな)打率.158で安打数6。
この一ヶ月で、すでに去年の3倍も打っていることになる。
直倫が「守備固め」でなくて「スタメン」で計算できると、本当にプラス要素が多い。
直倫のフィールディングは3年位前からすでに名人級で、このひとが入ると明らかに守備がガッチリする。肩もいいし、このプレーなんかほんとに凄くて・・・何回見ても凄いなコレ。
このまま打撃好調でお願いします。
今月の感想はこのくらい。
予想通り混セになりそうなので、うまいこと5月も戦ってほしい。