なろう小説を完結した。奴隷転生アバカム~男の娘奴隷のちょっとエッチな異世界転生~
準備期間を含めて3カ月の戦いが終わった。
初めて「小説家になろう」に投稿した小説が完結したのだ。
https://ncode.syosetu.com/n8157fq/
全30話で、10万文字には届かない小説であった。
長編小説とは胸を張って言えない。
中編くらいのサイズ感である。
スタッツは下記の通りだ。
完結ブーストがあったおかげで、完結前は12だったブックマークが21まで増えている。ありがたいことだ。
さらに詳しいスタッツは下記で見られる。
俺の小説よりも、このアクセス解析機能が面白い。
興味がある人は覗いてほしい。
https://kasasagi.hinaproject.com/access/top/ncode/n8157fq/
ところで、ブックマーク100に届かなかった小説を、なろう界隈では「底辺小説」と呼ぶ。
ヒドイ言い草である。
俺の小説は底辺よりもうちょっと面白いと思う。
・・・それは、ひがみだろう。
読者に受け入れられなかった以上、結果を認めるしかない。
立派な底辺小説だ。
むしろ20以上もついたブックマーク様に感謝をささげるべきだろう。
ただ、反省はしている原因はいくつかある。
①文章能力
主人公は奴隷術により「奴隷と正気」を行き来する。
こういう感情のネジレこそが小説表現の見せ場だと思い、揺れ動く人格を一人称で表現した。
書いていて、めちゃくちゃ楽しかった。
しかし、読者にとって解りづらい表現になってしまったのかもしれない。
②タイトル
『奴隷転生アバカム~男の娘奴隷のちょっとエッチな異世界転生~』
キャッチ―なフレーズ「奴隷」「男の娘」「ちょっとエッチ」「異世界転生」をタイトルに組み込んでみた。
キャッチ―さの塊である。
試しに高校時代の友達に見せてみた。
彼はドン引きしていた。
「これは読む人を選ぶよ」と言われた。
やり過ぎたらしい。
③設定
設定の細かい部分は書きながら考えていた。
「へえ、主人公はこんな性格なんだなぁ」
とか、自分で書いて自分で驚いていた。
もちろん世界観も然りで、
「へえ、この世界での魔法の扱いってこんな風なんだ」
って思っていた。
もう少し煮詰めてから書き始めるべきだった。
④構成
読んでいてスカッとするシーンが中盤まで無い。
これは割と致命的なんだと思う。
当初は「おれつえーハーレム小説」を目指して書いていた。
敵を倒してヒロインとイチャイチャ!
サブヒロインともイチャイチャ!
書きながら「なんだこいつムカつくな」と自分の主人公に腹が立ってしまった。
だから弱い主人公にして、危機的状況から小説をスタートさせた。
結果、全30話中10話まで、主人公が奴隷として虐げられることになった。
せっかく読んでくれた読者を挫折させる原因になったのかもしれない。
もっと早めに希望あるシーンを書くべきだったかもしれない。
⑤でも、言うほど反省はしていない
いろいろ反省点を書いてみたが、まあ、「なろう初投稿」としては上々の出来なんじゃないかなあと思う。
面白いし、それなりに独自色もある小説になったと思う。
俺好みの小説だ。俺が書いたから当たり前なんだけど。
次はエログロから離れて、もっと読みやすい小説にしたい。「俺の考えるキャッチ―」は「世間でいうドン引き」であることが判明したことだし。
少なくともR15タグは外したい。
お子様にも安心して読んでいただける健全小説を書いてみたいと思う。