Qiitaの「LGTM」は「がってん!」にするべきだ
Qiitaの「いいね!」が「LGTM」になっていた。
「LGTM」とは「Looks Good To Me」なのだそうだ。
ただ、直訳すると「見たよ! 僕は良いと思う!」である。
結局「いいね!」という意味ではないか。
この開発者ブログに理由が書いてあった。
https://blog.qiita.com/like-to-lgtm/
記事の評価はこれまで「いいね」という名前の機能で提供してきましたが、他のSNSやコミュニティ系サービスでもよく使われるラベルと同じなので、記事の内容をほとんど読まなくてもつい「いいね」している、ということがわかりました。また、技術情報が主題でなくても、ただ面白い記事であれば「いいね」が多く押されているような状況にもなっています。
ハッキリ言って、この気持ちはわかる。
というか根が深い問題である。
ボタン名というのは目立つ部分なので、実は結構な「仕様のすりあわせ」が必要なのだ。
SEが疲弊するところである。
少なくとも3点の要諦を抑える必要がある。
①ユーザにボタンの機能が伝える。
②システム監査に合格する。
③偉い人が納得する。
今回の件に照らし合わせると①の機能は損なわれている。
だって、ボタンの意味がわからんもん。
ぐぐらなきゃわからんよ。
「LGTM(Looks Good To Me)」なんて「LGBT(セクシャルマイノリティ)」と見間違われても仕方がない。
多分②か③のための仕様変更なのだろう。
僕は③の説を押す。
きっとQiitaの中の偉い人が鶴の一声で決めたに違いない。
よく人事異動とかで役員が変わったときに起きる現象だ。
Qiitaの中の人事異動なんて知らないから100%憶測だけど。
きっとプログラマは釈然としないまま「LGTM」機能を実装したに違いない。
心中お察しします。
サラリーマンプログラマの辛いところですよね。
で、こんなわかりづらい単語より。
僕は「がってん!」を押す。
これなら「読みました! 納得しました!」という本来の仕様変更目的に沿うからだ。
Qiitaの中の人は、今からでも「がってん!」ボタンに変更していただきたい。