禁酒して2週間。思ったより楽にここまでこれた
禁酒してはや2週間が経った。
3回目の禁酒挑戦であるが、前回よりもスムーズにここまでこれた気がする。
・上手くいった要因
分析するに、要因は6点だ。
①職場の近くに引っ越した。
僕は通勤が(というか通勤電車が)大嫌いだ。
前回は通勤電車に30分も乗っていたが、引っ越して5分になった。
通勤ストレスが溜まらなかったので、お酒でストレス発散という発想にならなかった。
②コーンフレークと出会った。
禁酒中はとにかく酒が飲みたいので、他のもので代用する必要がある。
のどを潤して腹を満たして、飲酒欲求を誤魔化すのだ。
今回はミルクボーイの漫才を見て買っておいたコーンフレークが活躍した。
朝のイメージが強いけど、夜食にも丁度いい。
簡単に喰えるし、健康にもいいし腹持ちがいい。
さらに量が調整しやすいから、物足りないことも食べ過ぎることもない。
「酒が飲みたい!」と思ったらとりあえずコーンフレーク食った。
腹が満たされると不思議と飲酒欲求は収まるのだ。
③コンビニ依存症に気が付いた。
サラリーマンになって早10数年、帰り際「コンビニに寄ってビールを買う」という生活をずっと続けてきた。
だからコンビニに寄らない生活は耐えきれなかった。
コンビニに寄らずに帰ると、なんか精神的に物足りなくてソワソワするのだ。
これまでの禁酒チャレンジでは、その生活習慣からほころびが出て、ついうっかりビール買って呑んでしまっていた。
今回は、我慢してコンビニを避けるのではなく、むしろ受け入れて、「コンビニに寄って’ノン’アルコールビールを買う」ルーチーンに変更した。
いつもの店でよく冷えた銀色のカンカンを買う。
なんだかそれだけで心が満たされるものだ。
④コロナの影響で会社の送別会・懇親会が無くなった。
すこし寂しいが、禁酒中にこういうイベントは無いほうがいいに決まっている。
自粛ムードは禁酒チャレンジには追い風として働いた。
⑤ブログに書いた。
呑みたくなっても「ブログに書いちゃったしなあ、ここで禁酒失敗するのもカッコ悪いなあ」と思って乗り切った。
1日目から5日目くらいの、一番禁酒が苦しいときは、飲酒欲求が襲うたびに自分に言い聞かせた。
だれが読んでくれるわけでもないブログではあるが、書いたという事実は重いものだ。
禁酒宣言は、やっぱりどんな場合でも有効なことだと思う。
⑥お酢ドリンクも飲んだ
お酢ドリンクのいうのは、ストレートで呑むとノドが灼けるので、割って飲む必要がある。
僕は炭酸水と割って飲んだ。
お酢の効用というより、「炭酸水で割る」って行為そのものに禁酒を促す効果がある様な気がする。
ハイボールを作るままごとみたいで面白い。
ウィスキーに凝っていたころを思い出す。
だからなんだっつー話なのだけれど、これも行動欲求を満たす代替療法のひとつなのかもしれない。
バカみたいな行動だけど、目的は禁酒で、手段は問わない。
今もお酢ドリンクで遊びながら時間をつぶしている。
・禁酒の効果
2週間たって、禁酒の効果がかなり現れてきている。
人間の生活リズムというのは、たった2週間で驚くほど変わるものだ。
①酒が必要なくなった
1週間過ぎたあたりから、「酒! 飲まずにはいられない!」ってならなくなった。
だから、夜食にコーンフレークをモリモリ食うこともなくなった。
②コンビニ依存症が治った
コンビニに行かなくてもソワソワしなくなった。
結局、あそこはアルコールが手に入る有難いご利益があったので、毎日毎日、お参りを続けていたのだ。
ご利益がないコンビニに立ち寄る価値はない。
③ちょっと痩せた。
今まで、酒飲んだ勢いでスーパーやコンビニで買った惣菜や弁当を馬鹿食いしていた。
多分、毎日2人前以上は食っていたと思う。
それが、ふつーの1人前の晩飯で収まるようになった。
コーンフレークぶんカロリー摂取しても、結構ダイエットできている。
2キロは痩せた。
④体調が良くなった(まだまだ完全じゃないけど)
お腹の調子が良くなった。
カラダのだるさも大分治まって楽になった。
ただ、まだ頭が少しぼーっとする。
へんな眠気が頭の片隅に居座ったままどいてくれない。
根が深い問題だ。
あと一週間くらい禁酒を続けたら完治できそうな気がする。
コロナも終息してくれないし、酒の誘いもなさそうだ。
少なくとも眠気が治まるまで禁酒しよう。