屈強な男性のブログ

チャンピオン・ジャンプの感想を中心に、日々の雑記とか諸々

トロピコ5のダウンロードコンテンツをまとめ買い

メインストーリーである「キャンペーン」モードをクリアしたので、ダウンロードコンテンツに手を出すことにしました。

 

僕は「トロピコMEGA盛り!」というやつを買ったのです。

ダウンロードコンテンツが全部入っているやつです。

 

・・・ただ、ここだけの話・・・僕・・・ゲオで中古品を買ったんスわ。なのでプロダクトコードが使えなかったんスね。

 

そんなわけで、改めてダウンロードコンテンツを買って楽しみます。

 

www.sqex-ee.jp

 2.拡張パック/追加キャンペーン「ウォーターボーン」
3.拡張パック/追加キャンペーン「諜報大作戦」
4.DLCパック/追加ミッション「トロピカンドリーム」
5.DLCパック/追加ミッション「楽園の危機」
6.DLCパック/追加ミッション「ジャッジメントデイ」

 

だいたい一つ500円くらいでした。

いっきに全部そろえてみました。2500円くらいかな?

中古の本体が3500円くらいだったから、下手にケチらず、「MEGA盛り」を新品で買ったほうが安上がりでした。

 

まずは気になるタイトル「イルカとエイリアン」をプレイ。

5.DLCパック/追加ミッション「楽園の危機」に含まれているシナリオだ。

 

 

なんやかんやで、イルカ水族館を5つ建てなきゃならない。

 

こいつは突然「冷戦時代」から始まるシナリオ。

いつもは「植民地時代」から始まっていたので・・・ヒャッハー!!

電気がいきなり使えるわけじゃん!!

と思っていたら、すぐ財政破綻・・・・

 

ぐぬぬ

 

島民の人数は「植民地時代」レベルだった。

電気を使う工場って、大体「高卒」が労働者の条件なんだよね。

島民は大体、無学か小卒ばかりだよ。

 

高校も大学もないし・・・

結局「島民の教育」から始めないといけないわけじゃん・・・!

ぎゃふん!

 

まずは農場からスタートかな?

まあ・・・ソ連関係のタスクをクリアすれば人材を送ってくれるので、だいぶ楽だけど・・・・

 

アメリカは駄目だ・・・ソ連サイコーやで!

ソ連とまずは仲良くせんとな!

 

トロピコ5で土日が終わる

金曜日に帰宅・・・ビール飲んでゲームやって、眠たくなったら眠るとしようか・・・

 

とか考えて、トロピコ5を初めて・・・

 

気が付いたら朝になっていた!

徹夜でゲーム!何年ぶりだコレ?

ドラクエ11以来だな!

 

土曜日もトロピコ

日曜日もトロピコ

ふう・・・この3日間で40時間くらいトロピコしちゃったかな?

 

なんでこんなに面白いのだろうか?

 

これは完全に「俺好みのゲームだ」からだ。

 

俺好みの条件は以下の5つだ。

今考えたことなので、テキトーだが、トロピコはこのすべてを兼ね備えた稀に見るゲームなのだあ。

 

 

①ストーリーがたのしい

②経験値という概念がない

③キャラクターがかわいい

④ひとりよう

⑤死んで覚える

 

とくに重要なのは⑤の「死んで覚える」だ。

これは重要だ。

 

このゲーム、ストーリーが進むにつれて、どんどん難しくなる。

侵略されてゲームオーバー・・・

選挙に負けてゲームオーバー・・・

暴動が起きてゲームオーバー・・・

時間切れでゲームオーバー・・・

 

とにかくゲームオーバーが多い。

 

このゲーム「独裁者になってやりたいほうだい!」なんて惹句がつくが、嘘っぱちだ。やりたいことなんて半分もできない。

 

選挙、クーデター、暴動、社会不安・・・デモ・・・。

侵略軍との戦争、大国との外交・・・。

借金・・・国債・・・

 

とにかく忙しい。

内政に外交に我らのプレジデントは大忙しなのですよ!

あくまで「ミッションクリア型」のゲームスタイルなので、一つでもおろそかにしたら宮殿が沈んでゲームオーバーなの!

 

で、なぜゲームオーパーになったのか?

と反省してやり直す。

ひとつ前のセーブには戻らない。

街づくりゲームなので、ちょっと前に戻った程度では、取り返しがつかないことが多いからだ。

 

まずはひとつ前のセーブに戻ってとやり直す。

またゲームオーバー・・・

もっと前のデータでやり直せば・・・と遡って何回もやり直す。

 

どこかで失敗した地点があるはずで、そこにさかのぼって考えてみる。

この、やり直す作業が実に面白い。

 

いままで無視していた「ステータス」一個に着目するだけで、盤面はガラリと変わる。

 

例えば「職業軍人」はいかにも強くてがカッコいいが、実際は「徴兵」のほうが有利だ・・・とか。

あるいわ民主主義を採用したとき、選挙には負けやすいが暴動は抑えられるとか。

 

ほんのちょっとの気づきで、今まで困難だった局面が、嘘みたいに楽に乗り越えられる。

これが快感だ。

クリアするまで、何回も、何回もプレイしたくなる。

 

結局メインストーリーをクリアするまで、寝食を忘れてプレイしてしまった。

 

 

ただし、セーブバグはいただけない。

「よし! 難解な局面をクリア!」

と意気揚々とセーブすると、そこでバグってブルースクリーンである。

 

PS4でバグなんて見たことある?

俺は初めてだ。

 

このセーブバグはわりと頻繁に起こる。

体感ではセーブの1/2で起こる。

オートセーブ機能では発生しない。

プレイヤーが「眠いからセーブしよう」と思ったとき発生する。

 

凄まじい嫌がらせだ。。

僕も腹立たしかったが、僕の場合、ゲームの面白さのほうが勝った。

 

このバグがなければ、ドラクエ11並みに売れていても良かったんじゃないのかな。

 

 

トロピコ5が面白い

ずっとやってる。

こんなに時間を忘れてプレイしたのはドラクエ11以来だ。

 

キャンペーン(ストーリーモード)でやっている。

ストーリーがよくできていて面白い。

アメリカの大統領と友達になったりしてね。

 

思ったより難易度は低い・・・かな?

最初はとっつきづらい。

どの数値がどう影響するのか不明なステータスが多い。

ボタンの数も異様に使う。本来はキーボードとマウスでやるゲームなんでしょね。

 

ちゃんとチュートリアルからやってみたが・・・まあ、わからん!

 

不安に思いながら実際にキャンペーンをやってみる。

植民地時代からスタートして最後は現代にいたるらしい。

 

アドバイザーのオッサンたち(ひとりだけネェちゃん)から、色々タスクを受けてこなすっての繰り返し。最終的には「独立宣言する」とかするとミッションクリア。

 

タスクを効率よくこなしていけば、財政破綻もなく、民意もそこそこで、ミッションクリアも近づくわけですわ。

 タスクに従って、お金を設けたり、侵略を防いだり、私腹を肥やしたり、反体制人物を暗殺したり・・・しているうちに、だいぶ理解できて来た。

チュートリアルがいらないレベルで理解できた。

チュートリアルまじ必要ないな。

 

あと、このゲーム、すげー細かいステータスがあるんだけど、大体無視して問題ない。

重要なのは所持金と人口くらいやね。

 

お金を増やすのは簡単だ。

最初はカツカツだけど、冷戦時代くらいになると余裕がだいぶ出る。

無駄にテレビ局とか建てられる。

 

けど人口を増やすのが異様に難しいわね。

スタート時点で100人で、冷戦時代で700人くらい。

移民が思ったより進まない。

時代を進めても最大で1500人くらいなんじゃないかな?

 

まあ、お金があれば生産施設も機械化できるし、楽勝・・・

と思っていたら第三次世界大戦勃発。

 

核ミサイル設備を期限内に建てられなかったせいだ。

 

うちの島が世界の軍事バランスを壊してしまったらしい。

あえなくミッション失敗のゲームオーバーとなってしまった。

 

大学はいっぱい建ててみたけど、高校が少なすぎるせいで、進学率が悪かったらしい。

インテリが少なくて核ミサイル設備が発明できなかった。

 

流石に大学3つに高校1つは駄目だったか。

住民一人一人に学歴が設定されている。

細かいゲームだ。

なんだかんだで大雑把プレイは許されない。

 

こんどは10個くらい高校をつくってみよう。

高校生だらけ! ハイスクール奇面組

 

トロピコ5をやる

TROPICO5 MEGA盛り

 

アクションやめんどくさいRPGに疲れたので、

街づくりシミュレーションをやってみる。

 

カリブ海の孤島の独裁者になる!

 

めんどくさいシムシティだな。

独裁って言っても、住民の幸せを考えないと利益は上がらんしな。

反乱を起こされたり、色々あって、結局好き勝手出来ないな。

 

まあええ。

 

そういうところも含めて結構面白いゲームだわね。

大きなミッションが合って、それに合わせて細かく区切られたタスクをクリアしていく感じ。

 

この種のシミュレーションのわりに、結構忙しい。

だらだらさせてくれない。

街づくりが安定し始めたら、すぐにピンチになる・・・

 

ゲームオーバーが多い。

 

とりあえず「食料の有料化」はやらんとね。

財政が破綻する原因はこれだね。

 

あと、ホームレスが異様に多いのでアパート建てまくってやったが、誰も入居しない。

ぐぬぬ

 

とにかくめんどくさいが、面白い。

一日中やってしまったよ。

 

 

 

マンガ喫茶で「転生したらスライムだった件」を読む

マンガ喫茶にいく。

色々よむ。

 

転生したらスライムだった件

1巻から10巻まで読んだ。

去年アニメ化もした「小説家になろう」の重鎮。

原作は本家サイトで序盤まで読んだが、あまり面白いと思えなかった。

コミカライズの評判が良いので、この機会に手を伸ばしてみた。

 

・・・なるほど! 評判通りの出来栄えだ。

とにかく絵が上手い。美女、美少女は当然のことで、青年、中年男性。ジジイ、モンスターすべて上手。バトルシーンも上手。

なにより主人公がスライムから変身する女の子がカワイイ。

 

ストーリーは「街づくりモノ」。 

小さなゴブリンの町を、転生時に手に入れたスキルで、様々な種族が行き交う大都市に成長させる。

外交したり戦争したり通商したり・・・トントン拍子に街が成長していく。

 

・・・まあ、若干の御都合主義もある。お約束展開もある。・・・アラは目立つが・・・絵がうまいので許そう。

 この作画力は多少の瑕疵をカバーして余りある。

作画力・・・演出力と言い換えてもいいかも。

 

大きいところで言えばゴブリンが、ホブゴブリンに「進化」するときの「キャラクターデザインの落差」の塩梅の絶妙さだ。

意外なほどカッコよく「進化」するんだけど「ゴブリンっぽさ」は残す。良いウデしてはりますわ。

 

主人公の髪形(人間に変身したシーンのほうが多い)や、服装にもバリエーションがある。「町で生活している」感じがあっていい。ずっと同じ服じゃおかしいもんね。  

さらに、衣食住にかかわる小道具とかも丁寧に描かれている。椅子とか、食器とか、建物とか・・・そういうの全てに、手抜きがないから、街の成長を眺めていたくなる。

 

単行本のつくりも豪華だ。

幕間に四コマがあり、原作者によるオマケ小説もついていた。

あとカバー裏にもなにかあるらしい・・・マンガ喫茶なので、表紙はセロテープで固定されていた・・・読めない・・・・。

 

うーん「所持欲」をそそられる単行本だ。

買いそろえようかなあ。

 

 

スピンオフマンガも置いてあった。

ペラペラめくってみたが、やはり作画力に差があるみたいだ。

そっと棚に戻す。

また今度読むね。

 

年末の栃木旅行

あけましておめでとうございます!

早速去年を振り返ります!

・2018/12/28

せんせい君と合流して栃木へGO!

15時の名古屋発の電車に乗る。

 

・・・午前中は大掃除をするつもりだったが、床に散らかったゴミをポイしたくらいで、掃除機すらかけていない。

そのために出発時間を午後設定にしたつもりだが・・・汚れたまま出発。

 

17時新幹線でから東京。

そして鈍行で宇都宮へ。20時着。2時間はつらい。

電車って苦手だわ。次は新幹線かクルマで行きたいわね。

 

宇都宮でメシ。駅前にアホほど餃子屋がある。

空いている店を適当に選んではいる。

餃子専門店? 半分飲み屋みたいな雰囲気だ。

ここで食事。うむ!餃子だ!

スタミナ健太の宇都宮餃子館

 

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餃子まみれ。白飯まで食って腹いっぱい

ローカル線に乗り換えて、さらに北上。

道中でせんせい君が栃木の悪口を言いまくる。

栃木の電車内で栃木をディスるのやめてくれないかな。

 

22時、うち君と合流。

ちょっと酒飲んで寝る。

 

・2018/12/29

栃木観光。

栃木市にある岩下の新生姜ミュージアムに行く。

無料の豚汁を飲み、館内を散策。

ここは楽しい。おすすめスポットだ。

もっと簡素な建物を想像していたが、すげーきれいで、サブカルチャー感バリバリだった。

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有名人のサイン色紙が沢山ありました。吾妻ひでおとか。

プロの仕事よね。デンツーとか?

shinshoga-museum.com

昼飯に新生姜定食みたいなのを食べる。

ううむ。新生姜。一生分の新生姜を食った。

 

規制するせんせい君と分かれ、うち君と日光へ。

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ちょっとだけ雪が降っていた。

人生初日光。東照宮をめぐり満足!

次は滝まで行ってみよう。

日光観光を終えていったん帰宅・・・。

途中で冷凍餃子を買うことに・・・売り切れ!

人気店らしい。食べ比べしたかったんだけど。

温泉に入り帰宅。スーパーの総菜を食いながら酒飲み。そして就寝。

途中で寄ったブックオフで買った小説を読む。

 

・2018/12/30

移動日。まず神奈川へ。うち君に同乗させてもらう。

帰省ラッシュのニュースにおびえる。

・・・がスッカスカ!見事なまでにスッカスカ!

この一日を通じて、渋滞は一切なし!

トラック運転手がお休みなので道がスッカスカなのですね。

羽生パーキングエリアに立ち寄る。なんか時代劇のテーマパークの様だった。

鬼平江戸処

小道具まで丁寧で、プロの仕事よね。デンツーとか?

ここで昼飯。

1時過ぎくらい?に神奈川に到着。

うち君の本拠地アパートで夕方まで休憩。

本が山のように積まれている中から、カケグルイを読む。

夕方出発。ドムドムバーガーでメシ。

ハンバーグがちゃんとハンバーグしている。

 

高速に乗る。

新東名。知多半島道路を乗り継いで、夜9時くらいに半田着。

24時間スーパーで夜食と酒を買って、我がアパートでグダグダ。

夜食に年越しそばを食べる。

アニマックスかなんかでやってたキャプテン翼を見る。

www.tv-tokyo.co.jp

小学生大会の決勝戦だった。

日向君!

熱い試合展開にドキドキワクワクですよ。

ときどきギャグに見えることもあるけれど・・・

 

・2018/12/31

朝。蟹江の美容室へ行くうち君を駐車場まで送る。

 良い旅でした。いい旅夢気分

 

基本3日間ずっと晴れていたし道も空いていた。

やりたいことは全て消化できたので満足100%である。

センキュー!

うち君!

せんせい君!

新連載で振り返る2018年の少年ジャンプ

今年のジャンプもすべて発刊となりました!

毎年恒例の新連載の振り返りをやりたいですね!

 

 

 

ちな過去のぶん!

muramurasakida.hatenablog.com

muramurasakida.hatenablog.com

 

・BOZEBEATS

平野稜二  2018.07~ 2018.20 

BOZEBEATS 1 (ジャンプコミックス)

BOZEBEATS 1 (ジャンプコミックス)

 

 

坊主が戦うマンガ。つまり仏ゾーン

絵が上手い。

とくにバイクや銃器関連のメカ絵は最高だ。

オフロードバイク(KLXの自衛隊仕様?)に乗っていた主人公の扉絵が印象的だった。

・・・それ以外の記憶があんまりない。

あえなく打ち切りとなってしまった。

作画力は素晴らしいので、次はバイク専門雑誌とかでお会いしたい。

 

・アクタージュ act-age

宇佐崎しろ(漫画) マツキタツヤ(原作) 2018.08 連載中 -

アクタージュ act-age 1 (ジャンプコミックス)

アクタージュ act-age 1 (ジャンプコミックス)

 

女優もの。つまりはガラスの仮面

ジャンプでこういうジャンルがヒットした記憶はない。

が、なかなか面白い。

最初は主人公(夜凪景)のキチガイ行為に、ちょっとついていけなかった。

特に時代劇のエキストラなのに、悪役に飛び蹴りかましているあたりは、完全にアタマ狂っていて、

「何これ・・・? 」

と思ったものだが、映画編を通じ、主人公以外の役者にもスポットライトが当たるようになって面白くなってきた。

とくに千世子。阿良也・・・夜凪景に感化化される天才若手役者達。

最初の数話では、主人公ばかり目立っていたが、エピソードを重ねるにつれて群像劇としての面白さが増してきた。

演劇に青春を賭ける若者たちの物語だ。

ジャンプにふさわしいのかもしれない。

「背筋をピンと!」に近い作風なのかもしれないな。

 

それにしても、もし実写化などしたら、役者さんは大変だなあ。

原作を超える描写は無理だろう。 

・呪術廻戦

芥見下々 - 2018.14 連載中 

呪術廻戦 1 (ジャンプコミックス)

呪術廻戦 1 (ジャンプコミックス)

 

すっかり人気漫画の仲間入りしたこの作品。

ボウズビーツと殆ど同じような設定なのに、あちらは打ち切り。こちらは人気マンガ。

・・・わからないものである。

クセは強いが、妙にリアリティがあるキャラクターが特徴だと思う。

特にオンナの口喧嘩とか・・・

 あと、今号で作者が「久保帯人先生を想ってつくった詩集」が存在することが判明した。久保帯人は僕も好きだ。久保帯人仲間であり、親近感が持てる。

 

それ以上に、この作品が魅力的なのは、きっちり「残酷」と向き合えって描いているからだろう。イジメとか偏見とか、そういう「呪い」の元をかいているから、「呪い」にリアリティがある。

主人公の虎杖自身も、そういう偏見を乗り越えたキャラクターとなっていて、とても魅力がある。

・ノアズノーツ

池沢春人 - 2018.15 2018.38 

ノアズノーツ 1 (ジャンプコミックス)

ノアズノーツ 1 (ジャンプコミックス)

 

 2018年のなかで一番好きだった。

ハッキリ言って呪術廻戦より好きである。

作者は「クロガネ」「ものの歩」の池沢春人先生。

 

極めて商業的な作品だ。

 

「イケメン主人公」「可愛くておバカなヒロイン」「ムーっぽいワクワクする設定」「ちょっとしたエロ」

いかにもヒットしそうな要素を詰め込み、確かな作画力でキッチリ描いた。

とくに女性キャラ! 

回によってはゆらぎさんよりエロかった。

 

ウケル要素をこれでもかと詰め込んで・・・しかし、あえなく打ち切り・・・

表面的なハナシをすれば「ヒットする要素」は全て詰まっていたと思う。池沢先生の絵も格段に上がっていたと思う。・・・うーん。もうすこし見ていたかった。

残念ながら週刊少年ジャンプではスリーアウト。

次回は青年誌かエロ漫画でお会いしたい。

 

・ジガ -ZIGA-

肥田野健太郎(漫画) 佐野ロクロウ(原作) 2018.16~2018.30

ジガ―ZIGA― 1 (ジャンプコミックス)

ジガ―ZIGA― 1 (ジャンプコミックス)

 

 なんか命令者の女の子だけが人気になってしまったこの作品。

全体を見ればなかなか考えられた設定である。

街を破壊する大怪獣ジガ・・・それに復讐を誓う主人公・・・しかしジガとは、己が変身した「真の姿」だったのだ・・・!

悪の戦闘員だった仮面ライダーが「ジガ(自我)」に目覚めるという、少年漫画伝統的テーマを踏襲して、なかなか正統派である。

・・・のだが、残念ながら設定を生かす間もなく打ち切りであった。

うーん。

  

・紅葉の棋節

里庄真芳 三枚堂達也(監修) 2018.24~2018.40

紅葉の棋節 1 (ジャンプコミックス)

紅葉の棋節 1 (ジャンプコミックス)

 

ものの歩」で無事打ち切りになった 池沢先生と同時期に将棋マンガを連載するとは・・・なかなかの度胸であるな!

藤井五段ブームもあり、将棋マンガが企画されたのかもしれない。

・・・結局、あまりイイとこなし打ち切りとなってしまった。

作者の才能は確かだが・・・もう少しちゃんとストーリーを練ってから連載を始めたらよかったのに、と思う。

「明日ありと思う心の仇桜」

・キミを侵略せよ!

稲岡和佐  2018.25~2018.41

キミを侵略せよ!  1 (ジャンプコミックス)

キミを侵略せよ! 1 (ジャンプコミックス)

 

この印象の薄さ!

連載中に、サザンオールスターズ桑田佳祐へのインタビュー漫画が乗っていて、

桑田がジャンプをペラペラめくって「この女の子がカワイイ」とヒロインを指さしたところがピークだった。

そのインタビューマンガの作者はキルコさんの作者だった。

それ以外、語るところなしって感じ!

 

・総合時間事業会社 代表取締役社長専属秘書 田中誠司

天塚啓示 2018.30~2018.50

総合時間事業会社 代表取締役社長専属秘書 田中誠司 1 (ジャンプコミックス)
 

読み切りで、ハンコとか名刺とか「サラリーマン」グッズをつかって戦うところが受けたらしい。

連載版になって「総合時間時間会社」となって、設定が複雑化した。

(・・・と思う。読み切りのときってどうだったっけかな)

「戦うサラリーマン」の設定自体は面白いのだが、うまく連載の設定に活かせなかった

。それにタイムパラドックスの解決も下手だった。

あと、読み切りの時のほうが絵が上手だったと思う。

新人作家のお試し連載・・・って感じ。

絵も設定もダバダバしてる・・・次作に期待。

・アリスと太陽 凸ノ高秀  2018.31 2018.51

アリスと太陽 1 (ジャンプコミックス)

アリスと太陽 1 (ジャンプコミックス)

 

バンドもの。

「アクタージュ」のアテ馬的役割。

「芸能マンガブームか?」・・・とはならず、打ち切られてしまった。

 絵は上手だと思う。女の子の唇の描き方が色っぽい。

ただ、それ以上のモノはなかった。

新人作家のお試し連載・・・って感じ

 

・思春期ルネサンス!ダビデ

黒木雄心 - 2018.42 連載中 

磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜って感じ。

たしか読み切り版があって、そこで人気が出たから連載したのだと思う。

悪くない・・・が!

磯兵衛より「芸術ネタ」が笑いにつながっているわけでもなく・・・うーん。

 

・ジモトがジャパン

林聖二 - 2018.42 連載中

都道府県の擬人化マンガ。

クソ編集者が「ケンミンショー」を眺めながら思いついたクソ企画だと思う。

実際、3話あたりまでは「今年度ジャンプくそマンガ大賞」くらいに思っていた。

 

しかし、最近は面白い。

ジャパン、トキオ、ヒデのバカトリオの役割がハッキリして、掛け合いにクスッとさせられる。

特にトキオのツッコミ。

彼は「ツッコミ役」以上に、「ジャパンの友達」として描かれているからだろう。温かくて爽やかだ。

やはりマンガはキャラクターだ。

このクソ企画を、ちゃんと「面白いマンガ」にしてくれた林聖二先生の腕前に拍手。

 

ダビデ君」と競うように同号からの連載となる。

僕はこちらに軍配を上げる。

青春兵器くらいのポジションに収まってほしい。

 

・THE COMIQ

高橋和希 - 2018.46 2018.52 短期集中連載

THE COMIQ (ジャンプコミックス)

THE COMIQ (ジャンプコミックス)

 

連載開始当初はワクワクしたんだよ。

 遊戯王高橋和希・・・大ヒットマンガ作者の久々の帰還!

しかも内容が魅力的だった。

マンガに仕込まれた謎・・・インターネットを通じて、刑務所で遠隔地アシスタントを務める受刑者からのメッセージ・・・。

現代ならではの、最新コミックミステリー!

・・・・高橋先生よお・・・ミステリーでこのオチはないよぉ・・・

 

高橋ワールドは「本格ミステリー」には向いていない。

そのことがよくわかった。

 

チェンソーマン

藤本タツキ - 2019.01 連載中

ジャンプ+の「ファイアパンチ」で一発当てた作者の新連載。

第4回まで読んだけど・・・ぴんと来ない。

悪魔と一体化した青年が戦うハナシ・・・呪術廻戦との設定が被る。

・・・どこか、キャラクター設定の一つ一つが弱い気がする。

打ち切り候補だ。

 

・ne0;lation

依田瑞稀(漫画) 平尾友秀(原作) 2019.02 連載中

BPS バトルプログラマーシラセ ( DVD2枚組 )

BPS バトルプログラマーシラセ ( DVD2枚組 )

 

スーパーハカーが事件を解決するハナシ。

難しいテーマだ。

それこそ80年代から同種の作品はあるが、ヒット作はゼロだと思う。

世の中はパソコンやスマホにあふれていて、ハッキングというテーマには興味があるわけだけど、なかなかエンターテインメント作品にならない。

動きがない分、スーパーハカーのすごさがわからないし、演出を過大にしたら面白さよりウソらしさが先行する。

本作はどうなるか・・・

 

・獄丁ヒグマ

帆上夏希 - 2019.03 連載中 

たくあんとバツの日常閻魔帳 1 (ジャンプコミックス)

たくあんとバツの日常閻魔帳 1 (ジャンプコミックス)

 

時刻から脱獄した鬼たちを退治する話。 

設定が「たくあんとバツの日常閻魔帳」に似ているが、別作者らしい。どうりでフェチ感が薄いわけだ・・・。

連載は今号で2回目。

倒した敵の能力を奪い取る、ロックマンスタイルであることが判明した。

評価を下すには早すぎるが・・・今現在において、特筆する面白さはない。

 

・まとめ 

呪術廻戦、アクタージュが看板候補として生き残った。すでに「中堅マンガ」としての風格もある。

ただ、去年の「ドクターストーン」クラスの「名作!」は生まれなかった。

今一つ爆発力の欠ける一年であった。

 

 

画像がないと寂しいので、単行本の画像を載せた。

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